看護師 在宅医療 介護

今後の訪問看護師と病棟看護師のサービスのあり方


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最近の医療事情に少なからず変化が見え始めました。それは在宅医療・介護がこれまで以上に注目を集め、その社会的な整備も強化される見通しがでてきたからです。これらの背景には、少子高齢化に伴う社会保障、つまり医療費負担の増大が現実の問題として浮上してきたからです。

 

現在の医療ベースでの試算では、第一次ベビーブームに生まれた世代が後期高齢者(75歳以上)になる2025年には75歳以上の人口が16.7%、65歳以上が28.7%となり、医療費増大は避けて通れません。

 

ところが財源の方は、さらに少子化によって労働人口が年々減少、収入と支出が逆さやで推移しています。これではすでに医療費が支えきれないといっても言い過ぎではないでしょう。まだまだ問題は多く残っています。私たちのライフスタイルも昔と比べて多様化しています。核家族化による家族介護力の低下や独居高齢者の増加も、在宅サービスの必要性に拍車をかける要因です。

 

 

これからは必然的に在宅療養に重点を置いて地域整備を行い、個別の療養者の実状に応じた医療・介護の提供が行われる体制が求められています。「地域における自律療養生活」は単なる理想ではなく医療費の抑制を考慮した現実論となりつつあるのです。

 

社会制度も00年に施行された介護保険制度が見直され06年、09年に改正された後、今後の12年施行の改正では「地域包括ケア」実現に向けての整備も追加されることになりました。12年予算概算要求もこの一連の流れを盛り込んだ内容となっています。



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