看護師 運動

運動の目標設定がうまくできない


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運動療法に限ったことではありませんが、療養生活で大切な事は、数値ばかりでなく行動を目標にするということです。

 

例えば、運動療法によって血糖値を20r/dl下げる、あるいはHbA1cを2%下げるといった数値目標を掲げると、それが達成できないとき、患者さんは大きな挫折感を味わい、自分を責めてしまいます。

 

【看護師の知識】運動の目標設定がうまくできない

 

しかし、これが1日2回散歩に行くという行動目標であれば、実行できない場合、問題点は目標にあったと考えられます。そして、その目標を見直し、新たな目標を設定できるようになります。たとえ目標が達成できなかった時でも、その失敗は次の目標へとつなげることができ、患者さん自身も意欲を失うことが少なく、新たにモチベーションを高めやすくなります。

 

 

また、このような行動目標であれば、患者さんと医療者が共有しやすく、「頑張っていますね」「すごいですね」と医療者側から声かけをすすことができ、周囲が見守っているというメッセージを送ることもできます。周囲からのサポートを実感することで、患者さんは勇気付けられ、目標を達成しやすくなります。

 

運動をするタイミングは、食後30分、食事開始から1時間ほど過ぎたころが良いでしょう。ちょうど小腸でブドウ糖が吸収される時間帯なので、軽い運動によって糖代謝が行われ、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。できるだけ毎日、少なくとも1週間に3日以上、中2日以上空けずに運動を行うことが大切です。

 

さらに、翌日筋肉痛や疲労が残らない程度の運動を心掛けるようにします。運動も習慣化してしまえば、さほど苦痛にはならず続けていくことができるでしょう。



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