看護師 食べ過ぎ

嗜好品・外食が多くコントロールがうまくいかない


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【看護師の知識】嗜好品・外食が多くコントロールがうまくいかない

 

アルコールやお菓子といった嗜好品は、習慣化してしまいやめることが難しい食品といわれています。中には、エネルギー量は変わらないから、適正な摂取量の範囲内であれば食べても構わないと考える人もいます。

 

しかし、エネルギー量は変わらなくても、基本的な食事での摂取に比べて血糖値の上がり方が大きく異なります。

 

また、エネルギー摂取量とは関係しませんが、タバコについても、血管合併症のリスクを高める因子として注意が必要です。特に、アルコールについては、エネルギー量が高く、中性脂肪の増加や高脂血症、肥満の原因になるほか、肝障害や膵疾患、インスリン作用の低下、分泌の抑制、アルコール依存症への進展といった多くの問題があります。

 

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また、外食に関しても、食品交換表と照らし合わせることが難しいため、おおよその目安で決めることになり、栄養摂取の管理がしにくくなります。さらに、高脂肪の料理が多く、単品メニューになることが多いため、栄養のバランスが偏ることになりがちです。一般的な日常生活を送っている患者さんにとっては、嗜好品や外食を全てやめることはとても難しいことです。

 

そのため、まずは現状よりも量を少なくする事から始めます。ビールを1日3本から1本に、お菓子は毎日から週3回程度などに、患者さんと話をしながら実現可能な目標を設定し、取り組んでいきます。明らかに過剰摂取の場合には、量を減らしただけでも結果が現れてくるはずです。

 

 

また、実践したことに対して、きちんと評価・賞賛し、継続していくための動機づけを行います。外食の場合は、良く食べるメニューについてあらかじめエネルギー量を頭に入れておくよう指導するとよいでしょう。さらに単品ではなく定食を選んだり、野菜などを追加するよう促します。

 

嗜好品がやめられない患者さんの場合、食生活全体にも問題があることが少なくありません。その場合は、嗜好品以外にも問題がないか患者さんと一緒にチェックし、食事の摂取量や栄養バランスを再確認してみましょう。患者さん自ら考えるきっかけになります。



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