看護師 検査説明

検査説明の要点をチェックする


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検査が決まったら、看護師は何を患者さんに説明すればよいのでしょうか。

 

初めにその要点を3点にまとめました。

 

検査説明における看護師の役割とは何か?

 

医師・看護師等には日常仕事で習慣になっている検査でも、患者さんにとっては不安があります。

 

そこで、検査における看護師の役割は、患者さんに必要な検査や治療が安心・安全・適切に
実施できるように環境を整え、身体的・精神的に傷をつける不安感を最小限にすることです。

 

検査が決まると、医師から検査の目的や方法についての説明はありますが、それでも多くの
患者さんには不安があります。

 

看護師に求められるものは、説明の終了後に、患者さんがどの程度内容を理解しているか、
必要に応じて補足あるいはあらためて医師からの説明を求めるなど、検査への不安を少しでも軽くし、
医師と患者さんとの信頼関係を深めるよう努めることです。

 

そのためには、実施される検査についての、予備知識が不可欠であり、特に生体に傷をつける
可能性のある検査については、事前に十分理解してもらうことが必要です。

 

また、患者さんとの対話中に、病気の前歴や日常服用している薬、アレルギー歴、患者さんの
全身状態など、検査・治療に必要な情報を得た場合には、医師や他の医療関係者に報告し、
連携を図ることも大事です。

 

時には患者さんの希望などを聴きながら、診療に合わせた治療が円滑に進められるよう
調整役として努めましょう。

 

 

 

検査説明を始める前に、予備知識を説明に役立てる

 

■患者さんに適切な介護情報を提供するためには、単なる検査案内だけでなく、
病名や経過を知り、検査の目的が何かを理解しておくことが重要です。

 

目的別に述べます。

 

  1. スクリーニング検査 患者さんの健康状態を把握するための基本的な検査。

    一般的に 行われている人間ドックや地域の成人検診などもこれに該当します。

  2.  

  3. 確定診断・重傷度判定のための検査 前のスクリーニング検査などによって異常が

    発見された場合、検査結果によって、治療方針も決定されることになります。

  4.  

  5. 治療効果の判定・経過観察のための検査 治療効果を評価することを目的とした継続検査。

    個人差なども考えて、定期的に行う。

 

 

■同日に複数の検査をする場合、安全のため決まりがあります。
一つの事例として、胃を内視鏡で検査する場合と超音波で検査する場合は、
超音波検査を先に実施します。

 

その理由は、内視鏡検査は腹部に空気を送りながら内部を観察するため、その後に超音波検査を
受けると残った空気が邪魔になり、得られる画像が不鮮明になるからです。

 

また、生体を傷つける程度の低い検査から、高い検査に進むのが一般的です。
検査スケジュールの適切な調整のためにも、検査の方法や順序の理解が大切です。

 

 

■検査に使われる薬について知っておきましょう
検査によっては、造影剤のほかにも前投薬が使用されることがあります。
事例として、内視鏡での局所麻酔薬や鎮静薬、大腸検査での下剤などです。
薬によっては副作用があります。

 

ヨード系造影剤による副作用としては、検査中や直後に起きる、はき気・おう吐、発疹、かゆみ、
動悸(どうき)、呼吸苦、発汗、ショックなどがあり、検査終了数時間から数日後に起きる、
発疹、頭痛、倦怠感などがあります。

 

検査終了後に安静が必要な場合もあり、どのような薬が使用されるのか十分に知っておく
必要があります。

 

 

ここを伝えたい 、検査説明のキーワード

 

検査前〜検査中〜検査後の全体像をイメージするために注意点を明確にしておきましょう。

 

  1. 検査前の主な説明事項⇒食止めや内服薬の休薬、下剤の使用など
  2.  

  3. 検査中では⇒造影剤による副作用の兆候、不安感や同一体位による苦痛の申し出など
  4.  

  5. 検査後では⇒検査による影響や遅発性副作用の兆候、食事・活動制限の有無、

    安静の必要性などがあります。

 

患者さんは老若男女、さまざまな方がおります。
キーワードを使用してもわかりやすく説明しましょう。

 

CT検査 MRI検査 超音波検査
血管造影検査 内視鏡検査 -


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